Ginfest. Tokyoがいよいよ今週末(9日、10日)に開催されます

10年以上前から自身の運営する『Tokyo Family Restaurant』『 Good Meals Shop』などを通じてクラフトジンの魅力を発信してきた三浦武明氏の旗のもと、
お酒の魅力を一般ユーザーによりわかりやすく発信する『Liquor Page』の小針真悟氏、
バー業界という垣根を飛び越え新たな日本のバーカルチャーの在り方を作り出している『LIQUID WORKS』の齋藤恵太氏、
ロンドンでの活躍ののちFuglen Tokyoの初代ヘッドバーテンダーを経て、フィンランドKyro distilleryのJapan ambassadorとして活躍する野村空人氏、
そして私セキネトモイキなど日本のバーカルチャーに新しい風を現在進行形で送り続けている面子が集まり初夏の東京を盛り上げます
Ginfest. Tokyoの肝は『決して業界イベントにしない』ということだと思ってます
参加するのに名刺を2枚持ってくる必要はありませんし、ジンのことなんてわからなくても大丈夫です
ただ東京ベイサイドで初夏の海風を感じながら、うまいジントニックを飲むって最高じゃないですか!ってだけのイベントです
しかも500円で飲めちゃうしね
公園にピクニックしに行こう、くらいのノリで遊びに来てくれても最高の週末になると思います

思えば2016年11月、京都蒸留所『季の美』リリースにあわせて開催したイベント『Kyoto Loves Gin vol.01』を終えたあとからいろんな方面で
「東京でもジンのイベントを!」
という声がボクのもとにも届いていました。
三浦氏とも顔を合わせるたびに
「なんかジンでおもしろいことしたいよね」
と夜な夜な話していながらなかなか具体的な取っ掛かりを得ずに時間が過ぎていました。
そんななか日本でもいよいよクラフトジンに小さな火が灯り始めた2018年のはじめに三浦氏から
「天王洲のベイサイドにあるイベント会場とヤバい船上スペースが借りれそうなんだけどさ」
と言われたことで一気にGinfest. Tokyoは走り出しました
その後あれよあれよと最高の面子が集り、最初は訝しげな顔をしていたメーカーさんたちも参加表明を徐々にだしてくれ、結果150銘柄くらいがあつまり、実はまだ決まってないこともいっぱいあるんだけど、いよいよ今週末には開催されてしまうのだからみんなの実現力はすげーなと客観的に感心してしまいます

これはGinfest. Tokyoチームでなくボク個人の見解なのですが、
一応Ginfest. Tokyoは『日本初の!』『日本最大の!』なんて謳い文句がつけられたりしてますが、誰が最初か、どれが一番か、なんてのは本当はクソほどどうでもよくて、もっとやってる人間(今回はボクたち)の個性や色が濃く伝わるようなジンやお酒のイベントが日本中、大小関わらず咲き乱れてほしいなと思っていて、Ginfest. Tokyoがそのきっかけになってくれたらと個人的にはそんな思いで参画させていただいてます
だって世界中に咲き出した『クラフトジン』という花の魅力はそれぞれに個性や思いがあって、それを好きになる人もいれば嫌いな人もいて、その多様性こそが最高の魅力じゃないですか
それをうちが一番だ!とか、日本初はうちだ!とか選挙カーみたいにほざき散らすのは全然かっこよくない
自分たちが一番だ!なんて気持ちはそれぞれが胸の奥に宿しておけば十分で
(もちろんGinfest. Tokyoは最高にかっこいいイベントになるとボクは確信しています)
その上で手を取り合ってジンというカルチャーをより豊かにしていけるイベントがどんどん増えてくれたらなによりです
イギリスとかヨーロッパなんて数え切れないほどのジンイベントが開催されてるらしいです
日本もそれくらいジンカルチャーが盛り上がってくれたらと、そして微力ながらその一角にいられたらと思います
さあ、いよいよ今週末です
みなさんとジントニック片手に会えること心まちにしています
みんながそれなりに楽しめるものじゃなくて、本気で楽しみたいと思ってる奴らが最高に楽しめるものが増えたらおもしろいよね