今まさに世界中で作られるようになった『クラフトジン』
原料や生産地など決まり事が少ないこともあってその土地土地のストーリーを反映しているものが多いことも魅力の一つです
新しいクラフトジンが入ってくるともちろんそのジンについて調べるのですが、調べていると自然にその土地のことについても知れるのも楽しみになってきました
ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ついに日本も生産地が増えてきたなぁなんて思っていたら、ついに新天地『スリランカ』から一本のジンが届きました
COLOMBO SEVEN GIN
生産地 : コロンボ / スリランカ
原酒 : ?
ボタニカル : 7種 ; ジュニパー、シナモン、カレーリーフ、生姜、コリアンダー、アンゼリカ、リコリス
新しく入ってきたと言っても実はこのジンは70年も前から作られていたものなんです
第二次世界大戦時に香辛料の貿易ルートが閉鎖されてしまったのを機に、その香辛料を使って英国産に負けないジンを作って輸出しようとしたのが始まりだそう
スリランカ最大の都市『コロンボ』にあるシナモン園で育つスパイスを使うというアイディアからその挑戦は始まりました
そしてこのジンを飲んだ英国酒税官が、その素晴らしさに感嘆し、それまで認められていなかった南アジアのスピリッツを輸出可能にする新法まで制定し世界へ飛び出すことになったそうです
スリランカと聞いてどんなことを思い浮かべるでしょう?
紅茶、カレー、ココナッツ、島国、、
インドの近くにあって、、首都は。。。?
個人的にはそんな印象しかありませんでした
しかし少しのきっかけを与えてもらえればあとは好奇心が背中を押してくれるもの
この『COLOMBO』が与えてくれたきっかけを大切にしてスリランカについて調べていこうと思います