『 情報の咀嚼 』


『サピエンス全史』

という本を今読んでいます

大雑把に説明するなら『幸福を人類史全体から考える』という内容です

『個人レベルでみると現代人よりネアンデルタール人の方が幸福である』 『農耕革命は人類の過ちである』 などセンセーショナルに感じる方もいらっしゃるような内容ですが、ボクには論理的で納得いく内容がほとんどです

そういった内容は興味ある方は読んでいただければと思うのですが、ボクがこの本で最も重要だと思うことはその視点の広さです 視点が広がるほど一つの物事に対してフラットな思考を持てるというのは前々からボクが思うことであります Aという考え方をあなたが持ってるとします それがどれだけまっとうな正論であれどれだけ一般化されたものであれ、Aという考えしか持っていないことは極端な思考であり、その多くは思考ですらなくどこかの誰かの見聞を鵜呑みにしているだけな場合がほとんどではないでしょうか

ではより広い視点を持つためにはどうしたらよいか、と言われますといかに常日頃【情報の咀嚼】をしているかによると思います

絶えず流れ込んでくる情報 私たちの肥大化した脳はその情報を保管しておくためにあるのでしょうか? そうではなくその情報を自分なりに解釈し、他の情報と比較し、それをもとに考えることが脳という機能であり、先ほど出した【情報の咀嚼】であります

咀嚼された情報は、ある分野では【学】といわれ違う分野では【センス】や【直感】などと言われるものになります 情報を得るのに大切なのはその情報そのものではありません クソみたいに退屈なワイドショーの話題もそれを咀嚼すれば人の思考論や道徳論を導けるかもしれません そしてその【咀嚼グセ】が広い視点を獲得するに不可欠なものです

『人間は考える葦である』

確かに『人間は考える機能をもった葦である』と思います しかしその機能は使われているのでしょうか 情報を保管していることは考えていることとは同義ではありません

この世界はあなたのものです 考え、決めることをあきらめないで

#thought

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